ETF貸借銘柄

東証大証に上場しているETFがいくつかありますが、少なくとも以下のものは貸借銘柄です。
つまり、信用売りもできます。


1321 日経225連動型上場投資信託(決算日 7/8)
1329 iシェアーズ日経225
1306 TOPIX連動型上場投資信託(決算日 7/10)
1311 TOPIX Core 30 連動型上場投資信託
1309 上海株式指数・上証50連動型上場投資信託
1328 金価格連動型上場投資信託
1613 東証電気機器株価指数連動型上場投資信託
1615 東証銀行業株価指数連動型上場投資信託


金や、中国本土株のヘッジ手段としては特に有用ですね。
日経平均TOPIX関係では先物という手段もありますが、ETF(1321,1329,1306等)でも代わりになります。
ただし、先物ETFでは以下の違いがあります。

日経225/TOPIX先物の特徴

  1. 決済で得た差益に対して税率20%(所得税15%、住民税5%)が掛かる
  2. 限月がある
  3. 取引単位は日経225先物日経平均の1000倍、TOPIX先物TOPIXの10000倍(いずれも日経平均10000なら約1000万円のポジション)で、先物miniならその1/10

ETFの特徴

  1. 税制は個別株と同様(現行は軽減税率適用対象のため10%)
  2. 信用取引は個別株と同様(先物のような限月は無いが、信用期日がある)
  3. 信用売りの場合は決算日をまたぐと収益分配金(個別株の配当に相当)を支払う事になる
  4. 個別株と同じように貸株料逆日歩がある
  5. 取引単位は1321、1329は10口(日経平均の約10倍)、1306なら100口(TOPIXの約100倍)で先物miniの約1/10のポジション


税率10%の違いはバカにならないので、低レバレッジで良いなら場合によってはETFの方が良い気がしますね。
なお日経平均連動型のETFでは、流動性は1329より1321の方が良いです。