2007/07参院選

本日の参院選自民党惨敗、参議院過半数割れとなりました。
ロイターからの記事抜粋ですが、記録しておこうと思います。

《選挙結果等》
参院選で民主が第1党に躍進、自民は大幅減で議長ポスト明け渡しへ
◎安倍首相は参院選後も続投表明、政権の先行きに懸念の声
◎[表]参院選における政党別の獲得議席数=NHK


《与党幹部発言》
◎秋以降の消費税含めた税制改革議論、当然進めなければならない=安倍首相
◎安倍首相に辞表を提出=参院選大敗で中川自民幹事長
◎幹事長の責任は間違いない=参院選大敗報道で中川自民幹事長
自民党の青木参院会長が辞任の意向、参院選大敗で
◎安倍政権の改革路線が否定されたわけではない=参院選で北側公明幹事長


民主党幹部発言》
◎2大政党政治への期待感、年金問題の追及も支持集める=民主躍進鳩山幹事長
民主党の小沢代表が静養、参院選疲労で=菅代表代行


参院選こうみる》
◎選挙結果は大変なこと、首相は自ら進退を決めるべき=野田元自治
◎与党過半数割れは予想通り、日銀人事の承認に影響も=大和SMBC 岩下氏  
◎8月日銀会合に政治日程重ならない公算、米サブプライム問題見極め=東短リサーチ 加藤氏
◎株価が利上げ時期に影響する可能性=みずほ総研 吉田氏
◎与党惨敗は想定内、市場は米サブプライム問題の影響注視=UBS証 道家
◎政権混乱という不安定要因にみられる可能性=第一生命経済研 嶌峰氏
◎海外勢の日本株への見方は一段と慎重に=草野グローバルフロンティア 草野氏
◎海外勢が構造改革の否定と受け止める可能性も=SMBCフレンド 中西氏
◎明けは円売り、政局混迷が当面の円売り手がかりに=みずほコーポ銀 福井氏


今後の経済への影響について、草野グローバルフロンティアの草野豊己代表取締役
参院選を通過しても悪材料出尽くしにはならず、日本株は織り込むべき新たなリスクを抱え込んだ」と指摘。
「海外勢の日本株への見方は一段と慎重になるだろう」と話す。
大和証券SMBCの岩下真理シニアマーケットエコノミストは「与党の過半数割れは予想通りだった」としながらも、
「日銀の利上げや次期総裁を含む日銀人事の承認に影響が出てくる可能性がある」と話す

参院選での与党惨敗は想定内だと思うのですが、今回は衆議院解散総選挙の火種を残しているのが気になるところです。
メインプレーヤーの外資がこの状況をどう見るかなんですが。


最近のケースでは、1993/6、1996/9、2000/6、2003/10がありますが、はっきりしたトレンドパターンは見えません。
敢えて言うと、解散の観測が出てから解散決定または選挙公示日に向けてやや下げ、以降はやや戻す傾向があります。
もっとも他の材料も飛び交う中ですので、純粋な政局の影響は計りにくいですね。


まぁ、政局なんて関係無いと見る向きも多いかもしれませんが・・・。