NY現況11
NY市場 2007/07/20の終値です。
S&P500 | 1534.10 | -18.98 (+1.22%) |
DJI | 13851.08 | -149.33 (-1.07%) |
NASDAQ | 2687.60 | -32.44 (-1.19%) |
昨日引けでDJIが14000ドルを達成したのも束の間、本日は出来高を伴って大きく売られました。
グーグル、キャタピラーの決算失望、シティグループ、ワコビアなどの銀行の信用悪化による貸し倒れ引当金増加が
伝えられた事が主な材料のようです。
日足は大陰線となりましたが、テクニカル的には25日線上を保っていて上昇基調は崩れずと見るべきでしょうか。
ただ、為替のドル円が崩れかかっていて気になるところです。
(ドル円下落トレンド続行参照)
今のNY市場は下手に押し目と見て買うより、売り場探りと捕らえた方が懸命だと思っています。
一方、香港やブラジルなどのエマージング市場は、長期成長期待は不変のスタンスで良いと思っています。
NYが大きく崩れさえしなければ、短中期でも好パフォーマンスがまだ望めるんじゃないでしょうか。
ただし、リスクは取り過ぎないように、ですね。
この数ヶ月の過熱感はかなりですので、ここからは中期調整も覚悟の上で望むべきだと思います。