強いユーロ、弱いドル

金利引下げ-為替の評価の後、クロス円は上下振動の連動を続けながらも、強いユーロ、弱いドルの傾向は変わらず、です。


ユーロ円はユーロ円、ドル円テクニカルポイントに示した抵抗ポイント160.5円を突破して上昇が続きました。
ボリンジャー+2σラインを押し上げるように。
165.4円が次の関門です。少なくとも一気には抜きにくく、抵抗が予想されます。


EUR/JPY 日足 2007/09/28 NY引け後(下段 MACD 12 26 Signal 12 26 9)


ドル円は25DMAを抜いても勢い続かず、ピンク直斜線を上下限に115円中心の三角持ち合い相場の様相です。
持ち合いが崩れた後、大きく動くとしたらやはり下方でしょうか。
それは、テクニカル的にではなく、ファンダメンタル面でドルが買われる理由に乏しいからです。


USD/JPY 日足 2007/09/28 NY引け後(下段 MACD 12 26 Signal 12 26 9)


他通貨ではカナダドルが抜群に強く、オセアニア系通貨もまずまずの強さ。
ポンドは利上げ期待を裏切られ、弱い動きが続いてます。