WTIピークアウトタイミングを計る

WTI原油は今週も強く木曜ザラ場に84ドル台を付けて史上最高値を更新しました。
金曜は久しぶりに安く引けて、現在81.62ドル。



WTI原油 週足 2007/09/21



WTI原油 月足 2007/09/21


最近は他の資源も軒並み高いですが、金などと比べて原油は実用性が高く、実体経済への影響が大きい資源です。
つまり、無茶な高騰には政治的に手が打たれやすいと言えます。
ピークアウトとなれば、相応の反動も出るでしょう。
タイミングを計る要素としては、夏から秋口にピークアウト、初冬に向けて下げる季節的アノマリー性があります。
これは偶然ではなく、実需サイクルの裏打ちのあるアノマリーです。
あとは週足陰線がほぼ確定するのを待って、ショートを取る感じでしょうか。
史上最高水準という理外の理、の域の相場なので、まさかの大暴騰も頭に置きつつ、軽めに狙ってみたいですね。


日本の個別株では、資源事業依存度の高い三菱商事、石油関連大手の国際石油開発帝石ホールディングスなどは
強い正相関が出ています。



三菱商事 週足 2007/09/21



国際石油開発帝石HD 週足 2007/09/21


他に、三井物産新日本石油新日鉱ホールディングスなども良く連動する銘柄です。