金利引下げ-為替の評価

米利下げを受けての為替の動きです。



EUR/JPY 5分足 2007/09/18- 2007/09/19



USD/JPY 5分足 2007/09/18- 2007/09/19



EUR/USD 5分足 2007/09/18- 2007/09/19


利下げそのものは株価に好材料ですが、経済の変調で利下げとなったわけで、NY株価が再び史上最高値を伺うほど
戻すのも妙な話です。
金利で経済が回復できるなら、この世に景気後退はありません。
金融政策がけして魔法の杖でないことは歴史が証明してきたところです。


現在のクロス円には、円キャリー(投資リスクテイク)推進、通貨の信任(政治・経済安定)、金利差といった
側面がありますが、為替は金利差の要因がある分、株式に比べてシビアな評価が下っています。
FOMC発表タイミング(JST 9/19 AM03:15)の後、強含んだユーロに対して、ドル円はほぼ変わらない水準で落ち着きました。
今後のドル円の予測は難しいところだと思います。
ユーロドルが最も分かりやすく、強いユーロと弱いドル、を加速させる動きです。